へっぽこ軍団 - へっぽこ道

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へっぽこ道

序章

ダービー馬のオーナーになるにはマクドナルドでモスバーガーを頼むより難しい

ダービー馬の馬主になりたい・・・。
競馬を楽しんでいる方は誰もが1度は夢見るのではないでしょうか。

上記は近所の知らない人(自分含む)が言っていた有名な言葉です。
近所にモスバーガーはありません。
旧ディズニー通りという舞浜駅が無かった頃に栄えていた通りにはあったのですが、今では松屋になっています。
マクドナルドは駅前に昔からあり、馬のお金を払うためにバイトもしていました。
それ程ダービー馬のオーナーになるのは難しいことなのです。

競走馬の馬主になるには、非常に厳しいハードルがあります。
年収や資産等の条件によりそもそも馬主免許すら取れないし、例え馬主免許を取れたとしても競走馬を購入して維持していくには莫大な費用がかかります。

そこで1口馬主という制度があります。
あくまで本物の馬主ではありません。
「馬主気分」を味わえる趣味の延長と言ったところでしょうか。

中には投資として成功している方もいるとは思いますけど、馬は生き物ですから、これ程不正確な投資対象はないです。
私個人的にはあくまで「馬主気分が味わえる趣味」として楽しんでいます。
お金ではないのです。
どんなに血統が良くても、どんなに能力があっても、レースに走ることすらできない馬もいますからね。

飽きっぽい性格な私ですが、よく25年以上も続いているなと思います。
1口馬主に使ったお金で戻ってきていない金額を考えてみると、新築マンションくらい余裕で買えているかも知れません。
しかし、マンション以上に夢や感動も貰った・・・は言い過ぎで、そんなに貰ってないかもですが、とにかく夢や感動はたまに貰えました。
お金では買えない物が返ってくるから続いているのかも知れません。

そんな25年以上に渡る私のへっぽこ1口馬主人生を書いていくのが当「へっぽこ道」です。

ノープランで始めているので、今後どのような形になっていくかは分かりませんが、モスバーガーが近くにない事を知ってもらえたら幸いです。

最後に下記が私の1口馬主人生の中で大切な言葉となっています。

馬けがれなく道けわし

馬にかける純粋な想い、真面目に取り組む姿勢、こつこつと日々努力し続ける事が大切である、の意味だと思っていただければ。
要するに球道くん(水島新司氏著)のパクリです。
球道くんは浦安が舞台の漫画ですが、旧ディズニー通りにあったモスバーガーは出てきません。

馬に対する想いは誰にも負けない・・・そのくらいの気持ちで1口馬主を続けています。

始めた頃の純粋な想いは最近失っている気もするので、自分自身への反省も込めて、楽しかった頃を思い出しつつ続けていければと想います。