へっぽこ入院日記 2017
朝になって日課のラジオ体操をしてみ・・・そんな日課はありません。
医者まで歩いて行ったのですが、歩くとお腹の痛みが響く響く。
何とか這いつくばって病院に辿り着く・・・というのは嘘で、結構元気でしたよ。
軽いステップ・・・というか、普通に歩いて病院へ。
確かにお腹は痛いのですが、我慢できなくもないし、夜中より痛みが軽くなってきた感もあった。
薬を貰って終わりかな、なんて楽観視をしていたのも事実。
昼飯は何を食べようか・・・松屋のカレーか、それともココイチのカレーか、とスケジュール(カレーの)を考える余裕もありました。
病院はさすがに混んでいて、待つ事1時間ちょっと。
やっと順番がまわってきたのですが・・・。
触診というのでしょうか、お腹をペチポチと触られます。
そして、押した時より離した時の方が痛いという反応。
反兆痛またはブルンベルグ徴候というのかも知れないけど、とにかく離した時の方が痛い。
だって、本当に痛かったのだもの、手を離した時の方が・・・。
どうも先生も虫垂炎を疑っている様子。
ただ、みぞおちから右下に痛みが・・・と聞かれたけど「あまり覚えていません!」と元気よく返答したのです。
いろいろなやり取りの後、検査をしましょう・・・という事に。
ここで聞き慣れない言葉が出て来ました。
CTは今までも撮ったことがありますけど、「造影剤CT」というのを撮るのだとか。
なんじゃそりゃ?とハテナになっている所に先生の有り難いお言葉が。
「希に死ぬことがあります、同意書を書いてください」。
ええーーと、腹痛で病院に来て、検査で死ぬ!?なんじゃそりゃ。
とりあえず書かなくてはならない雰囲気だったので、同意書にサインをしてみる。
後でクーリングオフは出来るのか・・・と混乱しながら、とりあえずCTの順番を待つ事に。
待ってる間は、もうインターネットを駆使して調べまくりましたよ、造影剤CTって何かを。
造影剤・・・確かに希に死ぬみたい。
そして、体が熱くなったりするみたい。
胃カメラ飲んだ時ですらもうダメ・・・となった耐性ゼロの自分。
死ぬかも知れない造影剤なんてできる訳ない・・・けど断れもしない。
採血の結果次第ではダメな場合もあるようでしたが、大丈夫だったみたいだし、とほほ。
とりあえず最後のご飯はカレーでした、という内容で遺書でも書こうと思ったけど、スタコラとCTの順番がまわってきてしまったのでした。