ウイン 今年の2歳は例年よりハードな調整 育成方針

ウインレーシングクラブの2歳世代(2015年産)は例年よりハードな調整となっているようです。
どんな内容か備忘録として残しておきます。

本日、2歳馬の近況更新がありました。
募集締切が近い(1月31日)ということもあり販促っぽいコメントが目立ちますけど、出資馬のテーマソング2015を見て見ると・・・。

今年の育成の方針で、坂路の1本目から速めのところを行かせ、体力強化に力を入れている

という一文がありました。
コスモヴューファームの坂路です。
テーマソング2015は既に追い切り(もうこの時期に?)でも3F44秒台が出ているようで、早いなと思ったのですが、もう1頭の出資馬サマーエタニティ2015も同様な育成の方針についての言及がありました。

藤本さんのTwitterを見てみると、

今年は調教パターンを変更し、1本目から速めのところを乗っていますので、例年よりさらにハードな調整になっています。

とのこと。
あの坂路の傾斜(平均勾配8%、最高勾配10%)は凄いですからね。
1本目は脚慣らしで、2本目に早い時計というパターンだったと思いますが、1本目からとは。

関係ないけど、うん十年前コスモヴューファームを整備している頃に見学したことがあり、「ここに坂路を作るんだよ~」と岡田総帥が語っていたのが忘れられません、え?こんな所に!?という感想でしたから。

このハードトレーニング。
2歳1月で大丈夫かな?という心配もありますが、この世代がどのような結果になるか楽しみにしておきます。

さすがに、これだけハードな調整だと故障も当然ですけど、馬体重も超心配。
春になったら青草をたっぷり食べさせるとのことではありますが。

ただでさえ、ウインの馬ってステイゴールドが多いのもあるでしょうが小さい馬が多いという印象ですからね。
テーマソング2015は435キロ、サマーエタニティ2015は408キロ。
ハードなトレーニングに耐えて大きくなるんだよ~。

なお、私も最近ジョギングが趣味ですからハードトレーニングをしていますけど、全く体重は減りません。
むしろ増えています。
青草は食べていないのに・・・味付けのりは食べてるけど、とほほ。

4 COMMENTS

ホロトグランプリ

体が出来上がってもいないのにハード調教すると、真歌に坂路を作った直後にやりすぎで馬の成長に悪影響を起こして、二勝馬がなかなかいないという歴史を思い出しますね。

当時は調教のハードさに見合った餌を与えていませんでしたから、結局は共同通信杯で一杯で、弥生賞の頃には上積みが見込めなかったですよね。もっとも、父ニシノスキーや父ヒダカスピードで皐月賞にたどりつくも、血統的な奥行もないから、その後は通用しなかったものねぇ。

今は父ステイゴールドに始まって、種馬も繁殖もレベルが違いますから、単純な比較ができないのは当然ではありますよね。

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さんぜす(管理人)

>ホロトグランプリ さん

このハードさはどうなりますかね、コスモヴューの坂路ですものね。
ビッグレッドグループはやはりハードな調教で、というのが合っている気がします。
今はノーザンとかの良血がデビュー早くて敵わない感じですが、以前みたいに例えばエアグルーヴをデビュー戦でマイネルが破る、とかをまた見たいです(^_^;)。

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さんぜす(管理人)

>ホロトグランプリ さん

そうなんです、エアグルーヴと言えばマイネルランサムなんです。
今でもデビュー戦を覚えていますし、会報で募集された時の馬体も覚えています。
あの頃のラフィアンは夢がありました・・・。

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