コマンドシチー1992年 3月4日 牡 栗毛

父イブンベイ 母ルイスクイン(アスワン)

美浦 小西登厩舎
生産者 静内ファーム
全成績 1−0−1−14
本賞金 1553万
日付 開催 レース名 騎手 距離 タイム 着差 3F 体重
940712 2新2 3歳新馬 10 木幡 53 芝1200良 1.11.8 1.5 37.1 454
940807 2新8 3歳新馬 木幡 53 芝1000良 0.58.7 0.3 35.2 452
940904 3新8 新潟3歳S 13 木幡 53 芝1200良 1.10.7 0.6 36.4 450
941015 4東3 アイビーS 木幡 53 芝1400良 1.23.1 0.1 34.9 458
941112 5東3 京成杯3歳S 11 木幡 54 芝1400良 1.22.8 0.8 35.6 456
941203 5中1 葉牡丹賞 14 木幡 54 芝2000良 2.03.4 0.7 36.5 456
941225 5中8 ホープフルS 12 12 木幡 54 芝2000良 2.03.4 1.1 37.7 456
950116 1中6 黒竹賞 10 木幡 55 芝1600良 1.35.8 0.6 37.0 456
950204 1東3 4歳500万下 13 12 木幡 55 ダ1400良 1.29.5 2.7 41.0 448
960803 1函1 4上500万下 14 14 11 14 鹿戸 57 芝1200良 1.12.2 2.2 37.7 466
960818 1函6 4上500万下 12 12 鹿戸 57 ダ1000良 1.03.3 2.3 38.6 466
960914 2函4 4上500万下 鹿戸 57 ダ1700良 1.53.2 2.9 45.6 468
961026 4新1 小千谷特別 14 12 14 本間 57 芝1200不 1.14.0 3.4 36.8 468
961110 4新6 湯殿山特別 14 14 12 嶋田 57 芝1200重 1.13.3 2.8 38.2 470
961116 4新7 庄内特別 15 14 15 14 本間 57 芝1600重 1.40.2 2.8 39.3 470
961207 6中3 4上500万下 13 11 11 田村真 54 ダ1200稍 1.14.2 1.7 39.5 472

コマンドシチーはとても思い出深い馬です。ちょうど、この馬がデビューする前は、私は競馬に興味が無くなっている時期でして、テレサとかも全く聞いていませんでした。もちろん、そんな訳で、この馬のデビュー時期とかも全く把握していなかったんです。この馬のデビューを知ったのは、競馬ブックの有力新馬で紹介されているのを見てでしたのです。なかなか期待されているみたいで、ギャロップの有力新馬にも載っていて、競馬に興味が無くなっていた時期にも関わらずドキドキでした。調教では毎回寮馬のマイネルガーベと併せて、先着していました。そして、デビュー戦。新聞を見たら、印がたくさん!!!1番人気はトウショウフェノマに譲りましたが、堂々の2番人気でした。レースは4着と負けてしまいましたが、充実したデビュー戦でした。2戦目は、1番人気。イブンベイ産駒だけに距離伸びて良いという評価だったので芝1000はどうかな?と思っていたのですが、見事に差し切って、新馬勝ちとなりました。3戦目は新潟3歳Sでした。愛馬が重賞に出走するのも初めてでしたし、ギャロップ、ブックとも◎を打っている人がいて、もしかしたら重賞制覇かも!?と夢を見た記憶があります。勝ったトウショウフェノマは強かったですが、コマンドも直線では良く差を詰めて、なんと掲示板にギリギリ載る5着と大健闘しました!この辺りで、クラシックへ!という気持ちが高まってきて、いつも調教では先着していたマイネルガーベが芙蓉Sを勝ち、オープン入りした事もあって、期待が自然と高まっていきました。4戦目が、運命のアイビーSでした。着順は4着でしたが、直線、前が詰まって追えない場面があり、もし前が開いていたなら・・・そう思うと残念なレースでした・・・が、勝ち馬はオークス4着のオトメノイノリでしたから、致し方がない所でしょうか。5戦目の京成杯3歳Sは、4角先頭と、前走の前が詰まる不利を避けての作戦?だったみたいですが、直線交わされ、ゴーゴーナカヤマの8着。6戦目の葉牡丹賞は、ヘイアンショウグンとサイレントハピネスが好勝負して、さあどっちか!!という時に、勝負が決まってから鋭く追い込み(爆)3着でした。この辺りから使い詰めで来たので、そろそろ休みが欲しいかな、と思っていたのですが、中2週でホープフルSへ。さすがにオープンでは厳しいのか、マイネルブリッジの8着。続く黒竹賞はエアジャスティスの5着と今一歩届かないレースを続けていました。でも休みを貰う事なく、次走は自己条件のダート戦へ。初ダートという事で、かなり期待されましたが、このレースでコマンドの競走生命は終わってしまいました・・・。レース中に骨折してしまったのです。ずっと休み無く使われてきた反動でしょうか。結局、この後、稲葉厩舎から小西登厩舎へと転厩となり、復帰しますが、それは以前のコマンドシチーでは無かったです。数戦した後、武田牧場で乗馬となりました。でも、初めて重賞に出走してくれた馬ですし、なおかつ入着までしてくれた愛馬です。心からありがとうと言いたいです。お疲れ様でした、コマンドシチー!!!


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