東京サラブレッドクラブ 2023年度募集の募集申込要項これはダメなのでは・・・

6月5日、東京サラブレッドクラブ2023年度募集の募集申込要項が発表されました。
これは荒れる。

これはダメなのでは東サラさん・・・。

2023年度募集の募集申込要項が話題になっていますが、なんでこの要項になったのか。
説明不足というのもあるのですが、そもそも既存会員に対してどう思っているか疑ってしまうレベル。

昨今の一口馬主バブル。
自分の気に入った馬もなかなか出資できない一口馬主クラブが多くなっています。
その中でも購入実績や順位等で決めるクラブもあり、シルクは申込の頭数制限も今年から導入される予定。
既存会員へ配慮しつつ、ある程度は希望馬を取れるようにしているクラブが多い。

その流れを逆行？するような今回の東サラ募集申込要項。
その驚きの要項は・・・。

募集申込要項

何と言っても・・・。

第1希望制度を廃止、抽選制度を廃止

たまげた、ビックらした、アロゲートはUnbridleds Song産駒という感じです。
なんと、第1希望制度(1頭どうしても欲しい馬を)が廃止となります。
さらに抽選もなくなる・・・。

そうなのです。

先着順

となります。
6月17日(土)12時からサイト内のWEBフォームからのみの先着順。

第1希望の廃止は108歩譲って理解したとして、先着順とは一体・・・。

サイト内WEBフォームで一斉先着順となるとサーバーは大丈夫なの？

500エラー(Internal Server Error)等で受付できなかったり、レスポンスが返ってきたのか分からないような感じで申込できたか不安で何度も申込んだり。
申込返信メールが届かなかったりで再度申込んだり・・・様々なパターンが考えられます。
そもそもサイトに繋がらなかったりのサイト全体が落ちることも可能性としてはありますよね。
私自身は数年前のキャロットのジュビリーヘッド争奪戦(サイトで先着順 1分ちょっとで満口)を経験していますが、1頭だけならまだしも、52頭の募集がある中でサーバーが落ちない・エラーがでないとは考えにくい。
実績があるならまだしも、サイトリニューアル後の初回募集。
自信があるのでしょうか。

6月17日(土)12時から申込めない会員はどうするの？

サイトが万全だったとしても、そもそも会員間で平等ではない申込開始日時。
予定があって6月17日12時から申込めない会員もたくさんいるでしょう。
仕事の方もいるでしょう。
社台グループのツアーに参加している方もいるでしょう。
全員が私みたいに1年365日暇な会員ではないのです。
既にSNSでは申込むのを諦めている会員の方も見かけます。
そのような方はすぐに満口にならない馬を申し込んでネ、だとしたらヒド過ぎます。

母馬出資者優先制度も先着順

仮にサイトも万全で6月17日12時から大多数の会員が申込できたとしても、母馬優先までもが先着順。
母馬優先対象馬は19頭。
6月17日12時～18日12時までは、母馬に出資していた方だけが申込めるとのこと。
キャロットでもこんなに完全なる母馬優先はなく、最優先を駆使して取れるケースもあります。
申込開始から申込めて母馬に出資していた方には良い制度かもしれないけど、非母馬出資者はノーチャンスになる訳ですからね。
そのような方はすぐに満口にならない母馬優先対象馬を申し込んでネ、だとしてもヒド過ぎます。

他にも申し込んだあとに支払い方法をかえることもできない等もあります。
新規会員も同時のタイミングで会員情報から入れるとかになると、不利になりますよね。
仮会員登録をするとのことですが、さらに新規枠があるのかは分かりませんが・・・。
ぬいぐるみどころじゃなくなってきたかも。

かなりの問い合わせがクラブへいっていると思うので、まずこのような変更に至った経緯含め説明が欲しいですよね。

ぬいぐるみは1頭につき1つもらえるようで、そんなにいらないよ～という会員に対して、不要の選択肢があるのは良かったですが・・・そこじゃない。

これは荒れますよ。
昨年も最初の募集でかなりの満口馬が出ましたものね。
残口が少ない馬も多かった。
人気馬に対してノーチャンスの会員が結構出てしまうことが想定される・・・本当にいいの東サラさん。

募集スケジュールは以下になります。