広尾サラブレッド倶楽部の新しい試み、シーザライト号の再ファンド募集。
今度こそ大丈夫ですよねー!?と思いながら見守っていましたが、やはり・・・。
前回「シーザライトの再ファンド募集」について書いた時も少し触れていますが、新しい試みはよいのですが、キチンと実施できる裏付けが本当にあるのか・・・心配も少しありました。
今までも広尾はいろいろ斬新な試みを行うのですが、結局あとでストップが入ったことがありましたからね。
今回のシーザライト再ファンド募集ですけど、気になるのは「他の一口馬主クラブはやっていない」こと。
このやっていないことが、再ファンド馬ではメリットがない場合もありますけど、JRAや金融庁などが禁止している、ことも他のクラブがやっていない理由の可能性も。
金融商品?なので当然ですけど、いろいろ指摘は細かく入るみたいですからね。
そして時は来ました。
11月16日の公式サイトに下記お知らせが掲載されました。
一部抜粋します。
募集要項の中で、「シーザライト号出資者の皆様には従前の口数を確保した上で、残口分を対象とした抽選を行った後、当選者には請求明細書を発行いたします。」と、ご案内させていただきましたが、「再ファンド募集に際しては新規の出資、及び増口は不可」との指導に反するとの指摘がJRAよりございました。
あれれ、ヽ(・ω・)/ズコー。
JRAより指摘があったということで、シーザライトの再ファンド募集については変更となりました。
【シーザライト出資者で従前の出資口数以下の申込】
そのまま受付OK。
【シーザライトの非出資者及び出資者の増口分】
キャンセルになる。
結局、再ファンドの場合は従前の出資者の範囲でしか再募集はできないということ。
出資者であっても増口はできず、減口は問題ないということですね。
広尾はいろいろ新しい試みを行うのはとても良いと思うのですが、もっと裏をとってから進めてほしいところです。
普通の企業なら大問題になるケースですものね。
というか、そのような内部統制的な部門はないのでしょうか・・・。
なお、前回の記事でも書いていますが、過去にはシルクでもシルクマエストロが再募集という形で出資者以外も募集していました。
私は中央在席時は出資していませんでしたが、再募集時に面白い試みだと思い申し込んでいます。
こちらは再ファンド目的ではなく、地方転籍後だったから問題なかったのでしょうかね。
中央⇒地方での再募集・・・この形でも結構活躍できる馬は多いと思いますけどね。
シュテルングランツみたいなケースを再募集で実現できたら面白いですよね。
稀なケースなのでしょうけど。