10月14日の新馬戦で、シルクレーシング所属のルナシオンという馬がデビューしました。
この馬の凄さを書いておこうと思います。
ルナシオン・・・馬名から分かる通り、牡羊座です。
・・・違った、5月1日生まれでした。
聖闘士星矢にハマってると、皐月を4月と答えるのと同じくらい間違ってしまいますね。
教皇で前牡羊座の黄金聖闘士。
ルナシオン
牝 ディープインパクト×ピラミマ
募集価格は8,000万円でした。
この馬の凄さを語ってみます。
ルナシオンの凄さ
前評判が凄い馬というのは、全米ナンバーワンくらい毎年たくさん出てきます。
それは仕方がないことなのですが、ルナシオンの場合、ちょっとあまり見たことがない評価のされ方をしています。
実はこの記事は別のコーナー向けに書いていたのですが、ネタがなく急遽馬主にゅーすに昇格させています。
ネタシオン。
凄いと思ったこと その1
週刊競馬ブックには、記者がその週に出走する馬を推すコーナーがあります。
そこで紹介されてました、ペルラネーラのデビュー紹介時。(8月)
まだいつデビューするかも分からない馬について、少ない文字数の中に入れるのですから、天栄取材で相当な話を聞いたのだと予測します。
こんな形で紹介される馬って、あまり見た記憶がないので凄いなーと。
凄いと思ったこと その2
藤沢和調教師のデビュー前インタビュー。(BS11)
今までの牝馬の中で一番
と答えていました。
クラシックを意識しているとまで。
藤沢和調教師くらいになれば、毎年有力馬が入っている訳でクラシックを意識した馬は何頭もいるでしょう。
ここでは「今までの牝馬の中で一番」に注目します。
牝馬って思いつく馬だけで、
ダンスインザムード、シンコウラブリイ、スティンガー、ダイヤモンドビコー、ソウルスターリング、ハッピーパス、グランアレグリア、レディブロンドetc。
早々たる名牝が厩舎にはいたのです。
その中で一番・・・。
ただ、何が一番かは言及されていません。
手がけたピラミマ産駒の牝馬の中では一番ということかもしれません。(対象は本馬1頭)
シルクだと、お母さんの妹ビューロクラートが所属していましたけどね。
可愛さが一番とか、鳴き声が可愛いのが一番とか、かもしれない。
何が一番かは分かりませんが、ここまで言うのは凄いことではないでしょうか、毎年言っているかもですが、多分。
凄いと思ったこと その3
デビュー週の日刊ゲンダイの記事。
ルナシオン「今後はオークスを意識したローテに」
https://keiba.nikkan-gendai.com/articles/261147
有料記事なので全てを見ていませんが、これってデビュー前の記事ですよ。
勝ってもいないのにオークスを意識したローテって・・・井上オークスさんを意識したローテかもしれませんが。
デビュー前にこの記事って凄くないですか、多分。
オークスの後は紫苑ステークスを意識したローテになるのでしょうか。
その理由は・・・割愛します。
凄いと思ったこと その4
そして新馬戦の結果に驚いた。
このようなフラグがたくさん立っている馬は、デビュー戦で負けて「あれ?あれれれれ?」となる馬が多い気がします。
評判馬がイコール凄い馬・・・なんて、競走馬ではすんなり成り立たないケースが多いですもんね。
長期的に見るとさすがは評判馬だった、というのはありますが、いざ初戦やクラシックへだとなかなか難しい。
前述のペルラネーラもデビュー戦は6着でしたし・・・。(2戦目で優勝)
ところがドスコイ。
ルナシオンは新馬を勝ってしまいました。
現地で見ていた競馬初心者の私の感想ですが、
残り200 8着までに入ってくれー
残り100 3着はあるかも!
ゴール あれ、勝っちった
でした。
グラマラスライフに出資していますので、前評判からのあれあれれれれ、はもう慣れています。
だからまさか勝つとはネ。
確かに最後の1ハロンの脚は凄かった、推定11秒フラットくらいでしょうか。
スローだったので前の馬も止まっている訳ではないのに、スススイっと。
松岡騎手のコメントもなんちゅー脚を使う馬がいるんだ、とかコメントしています。
勝ったと思ったのでしょうが、慌てて後ろを振り返って必至に追ってますものね。
ただ、反応は鈍いですしこの辺は姉ルナステラに似ている気がします。
だから、このレースだけでは強い馬なのかは判断できないです、非凡な脚は秘めていますし、良馬場なら更に良いかもですが。
次走に期待でしょうか。
騎手批判が凄いですけど、別に悪い騎乗ではないかと。
反応が良ければ狭いスペースにいけたでしょうし、手応えは十分だったと思うので外に行ってからでも間に合うと思ったのでしょう。
その後は予想以上に反応が悪かったのかもですが。
昨年、福永騎手のイベントに参加した時に言っていたけど、シルバーステート(とアドマイヤリード、マッチレースみたいになって負荷をかけた)の件があったから新馬では無理はしないようにを心掛けているとか。
新馬は特にただ勝てばいいではなく、いろいろと教えながら結果的には勝てればいい、という乗り方だったのではないでしょうか。
すぐに騎手批判はよくない。
今年の2歳はシルクが凄い世代!?
さすがは新馬8連勝した世代な気もしますが、それにしてもよく勝ちます。
2歳のシルクは、サリオスを筆頭にラウダシオン、オーソリティなどオープンでも結果を残す凄い世代になっていますね。
リアアメリアも間違いなく次走は好勝負でしょう。
ここにルナシオンや、これからデビューする他の期待馬たちも入ってくるのでしょうか。
2015年産世代はアーモンドアイ、ブラストワンピース、インディチャンプと3頭も中央G1馬を出していますが、その世代に近づくような世代になるかもしれません。
私の出資馬も波に乗ってほしいですが、パイロの期待馬(デビュー戦3着)が外傷だとか・・・もうイヤん。
赤坂のラウンジの下まで行って「キャロットの方がいいですよー!」とビラを配ってきます。
ルナシオンのニュースありがとうございます。
これからも好走を続けてもらってうれしいニュースが多く見られることを期待しています。
>ロングヴィル さん
ルナシオン凄い馬かもしれません!
次走が注目です!
ノーザンの評判が凄い馬は長い目で使ってくれると思います。
だからデビュー前にオークスとか出てくるわけですが(^^;