へっぽこ入院日記 2017
痛みは続いているし、ベッドからも起き上がることができない。
でも食事くらいは楽しみたい・・・。
入院している病院では7時頃、12時頃、18時頃に食事があります。
どうやら、テレビの操作で病院食も2種類から選べるとのこと。
自分は全く説明を受けなかったけど、隣の人がそのように説明を受けていた。
久し振りの病院食・・・どんなのが出てくるのだろう。
そして、運ばれてきました。
かき揚げうどん!
私の記念すべき復帰初戦。
その初戦がまさかうどんだったとは。
うどん大敵です。
特にお腹は減っていなかったけど、とにかく何かを体に入れないと。
ちょっと熱っぽいし、無理にでも食べて寝よう。
そう考えた私は外の天気を見ながら、うどんをチュルチュルと啜ったのでした・・・。
何口食べた後だったでしょうか。
お腹に今まで経験をしたことがない違和感があったのです。
食事する前も定期的に痛かったけど、それとなくマッタリと、ちょっと違う痛みが出て来た。
「これはヤバい!」
必至にうどんを鼻から戻した・・・そんな事はしないけど、すぐに看護師を呼んだのです。
激痛に冷や汗が出てくるという体験をここで出来るとは思ってもいなかった。
すぐに担当医師もかけつける。
一緒に仲良くうどんを食べたのでした・・・だったらいいのですが、どうやら腸の動きが悪くなっているのでは、と。
そして、この時に改めてお腹を見ると、膨らんでいるような気がした。
とにかく激痛、錠剤の痛み止めを飲んだけど、あまり効かない感じ。
本当にヤバかったので、錠剤ではなく、点滴で痛み止めをしてもらうことに。
同じ成分?でも点滴の方が早く効くみたいでしたから。
冷や汗タラタラ、タラちゃんイクラちゃんだったので、正直言って記憶が曖昧だけど、食べた物が腸を動く度に激痛、そんな感じだったかも知れません。
その後は痛み止めが多少効いたけど、激痛は相変わらず。
おまけに熱も出て来た。
ただでさえ寝ることができなかったし、このフルコンボ。
更に昨日は水を飲めていたけど、この状況を見た医師から素敵な指示が出た。
水を飲んじゃダメ、食事も絶食、と。
こんな状態の私に未来への希望はあるのでしょうか。