へっぽこ入院日記 2017
久し振りの自宅を楽しんで、再度の病室へ戻る。
私が入院してから入れ替わりも激しい4人部屋の病室。
いびき問題も解決しているメンバーだったので、再会を喜んだというのが正しいでしょう。
顔は知らないけど。
正面のオッサン、元気でしたか。
何だか懐かしい気持ちになりましたよ、病室が・・・んな訳ない。(外出したのは5時間くらい)
ただ、点滴が取れただけで生き返ったような気持ちになっていたのは間違いないところです。
自由に歩けるのですから。
背中、いえ、腰に翼が生えた感じです・・・キャプテン翼が。
世界が変わって見えましたね。
久々に自宅までの往復で人間が通る路を長時間歩いたし、疲れもあったのでしょうか。
夕食を病室で食べた後は、眠るように寝たような気がします。
疲れたよ・・・パトリシア・・・。
パトリシアって誰だ。
そして運命の翌日。
毎朝の巡回で担当医師がやってきます。
最初は昨日の晩飯何だった?とかそんな会話はしないけど、痛みはどうですか?という普通の会話。
まだ痛い。
でも、自分から口に出してみたのです、そう、あの言葉を。
「退院できるような気がします!」
実際には、日々よくなってはいるけど、まだ激痛もあるし、歩くのもゆっくりになってしまう。
それでも、外出してみて感じたのは、病を忘れる方が早く治りそう、という事。
痛くても仕事とか遊びをしていた方が、何もしていなくて激痛に耐えるよりかはマシかも、そう考えたのです。
医師の話でもここまで来れば個人差はあるが良くなる一方でしょう、とのこと。
あとは私の判断待ちだったという事で、早速だけど退院手続きをしたい旨を伝える。
無事に翌日退院となったのです。
病は気から、カラムーチョは激カラとよく言います。
退院を告げてからは、本当に体が軽くなって痛みも軽減したような感じ・・・いや、まだ痛いけど、希望の方が勝っているのです。
今日は最後の病院飯だ!
こっそり買っておいた「ふりかけ」や「じゃがりこ」そして、入院中にハマった「アルフォート」もたっぷりある。
最後の1日を楽しもうではないか、と陽気な気分で凄そうとしたのですが、キレるくらいの問題が発生するとはこの時は考えてもいなかった。