クラージュゲリエ、京都2歳ステークス優勝

京都2歳ステークスには2歳しか出走できないのかを探ってみます。

そもそも2歳の定義をまず決めるべきでしょう。
伊代はまだ16だからと同じくらい、ずっと2歳の人もいるハズです。
だから、2歳限定というのは、その人次第でどうとでもなるということ。
ミッキーマウスの中に人なんていないのと一緒です、でも過酷な労働環境を訴える人も出てくるのです。

そのくらいの可能性をクラージュゲリエが見せてくれたのではないでしょうか。
1番人気だったみたいですけど、スタートも良かった。

折り合いに専念して道中は後方から。
京都の内回りだし、大丈夫なのかしら?と思いつつ見ていたけど、スルスルっと4コーナー前から上がっていく。
直線ではブレイキングドーンがちょっと外に膨れた合間に入って伸びてくる。
最後は2頭の叩き合いでクラージュゲリエが僅かに制する・・・という感じ。

見事な優等生の競馬・・・。

ええーーーーーって、想像していたのと違う。
最後方はイメージ通りだったけど、途中から外に出して、4コーナーではうまく曲がれず外に膨らんで追い込んでくる・・・。
そんな感じで見ていたのですが、こんなに優等生なレースができる馬でしたっけ。

首をフリフリもスタート直後しかやっていなかったようにも見えます。
今日は落ち着いていたようですけど、これがまさしくマリックマン、ビックリマン、なんでもいいのですがマジックマンの技でしょうか。

2着のブレイキングドーンも強かったとは思いますけど、着差以上の勝ち方に見えました、クラージュゲリエは。
瞬発力勝負だと強いということでしょう。

これで来年の浦安特別くらいまでは出走できる賞金を加算できたでしょうか。
問題はマジックマンは来年の6月までは香港ということでいない。
誰が乗るか・・・気性の危うさは今後も付きまとうでしょうからね。

昨年の11月、ノーザンファームに見学に行った時に見たクラージュゲリエは「あれ?こんな馬だったっけ・・・」というくらい線の細さが気になりました。
今日もプラス体重だったけど、まだ線の細さはあるようなので、ゆっくり休んで成長して浦安特別に備えてほしいところです。
訴訟はオリエンタルランドに対してですものね。

へっぽこ軍団の重賞勝ちはいつ以来だったでしょうか。
私の自宅にあるビッグデータで解析してみました。
解析には3年ほどかかるということです。
そのため、へっぽこ軍団の重賞勝ちは10年ぶりということで良いかも知れません。
そのくらい長かったですものね・・・正確には今年の中山金杯以来ですけど、細かいことは気にしない。

ブレイキングドーン君とお友達になった