キセキが菊花賞優勝 母は東サラ募集馬 出資馬の仔がG1を勝ったら複雑な気持ちに!?

菊花賞はキセキが優勝。
キセキの父はフジキセキである○か×か・・・という高難易度の問題を出してもいいのですが、ここでは血統の話をしてみます。
出資馬だった馬の仔がG1を勝ったら嬉しいでしょうか。

キセキの母はブリッツフィナーレ。
父ディープインパクト、母ロンドンブリッジ。
東サラで5,200万円でしたっけ、で募集されていましたね。
確か角居厩舎予定だったような・・・そして満口にもなっています。

私はその1つ前の年、レッドバリオスという超気に入った馬がいたので東サラへ入会。
レッドバリオス1頭だけで退会しようと考えていたのですが、次の募集でロンドンブリッジの仔がいたので驚いた記憶があります。
結局、この世代はディクシージャズ2008の1頭だけにしたのですが、ロンドンブリッジ2008は気になっていた存在でした。

ロンドンブリッジ2008ことレッドラファールは結局、出走することは叶いませんでした。
原因不明の歩様問題(コズミ等)で早々に引退となったのです。
これにはショックでしたね。

馬名がブリッツフィナーレとなったロンドンブリッジ2008。
お母さんが果たせなかった出走、しかもクラシック制覇を仔が成し遂げてしまうのですから、競馬はメロン、いえロマンでしょう。

ただ、一競馬ファンであればメロン、いえロマンで済まされると思いますが、出資者だった方は複雑ではないでしょうか。
下河辺牧場の方々も、ギリギリまで様々な努力をしていたと思います。
そんな中でも競走馬としては難しいと判断しなければならなかった、複雑ではあると思いますけど、競走馬は生き物である以上仕方がないかも知れません。
それでも、もしキセキやその上たちが募集されていたら!?
バイヤー系クラブだとなかなか難しいのも分かりますが、残念ではありますね。

元出資馬の仔がG1を勝つと嬉しい反面、なかなか複雑な胸中にもなりますね。
なお、私も菊花賞に元出資馬の仔(個人馬主)が出ていたので超応援していましたが、スタートで出遅れて9着でした、とほほ。

例え、元出資馬の仔が募集に出てきても、申し込むとは限らないしアワーブラッドも難しい所がありますけどね。

私事ですが、もし友駿を退会していなかったら元出資馬の仔エミネントシチー2005(エスポワールシチー)に申し込んでいたか!?
誰にも分かりませんし、近所のコンビニにたむろっている知らないオッサンにも分かりません。
これこそがまさしく「あわわブラッド」ではないでしょうか。

あわわっ!

8 COMMENTS

arachop

キセキの母が元東サラ募集馬とは知りませんでした!ロンドンブリッジの子が東サラで募集されたなんてビックリです。競馬はマロンですね〜。

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さんぜす(管理人)

>arachop さん

東サラ所属時から馬名も変わっていたので、出資者さんでも気付いていない方が多かったかも知れません!?
ロンドンブリッジの仔が募集されるなんて!と当時驚いた記憶があります。
マロンメロンサロンという感じですよね。
今日は台風の影響で東京メトロンが動いていませんでした(ノД`)

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タケポン

はじめてタケポンです。
いつも楽しく拝見しております。
今回の話題は登場せねばと初コメントさせて貰います。
私、オリエンタルアートという社台のうまを持っていました。血統もそこそこよく、トントンレベルにそこそこ走ってくれました。
そこから暫く一口馬主辞めてたのでしがある兄弟のお母さんに名前がかいてあるのにびっくり!
最初はショックでしたが、段々と応援するようになった記憶があります。
普通の馬の印象でしたが子出しは分からないものだと思うきっかけとなってます。

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さんぜす(管理人)

>タケポン さん

はじめまして!
そして、オリエンタルアートとは!!!

分かります、最初はショックもありますよね。
段々応援していく、その馬がG1勝ったり三冠勝ったり・・・最高ですよね。
凄い繁殖牝馬というのは、もしかすると潜在能力はあったけど競馬では発揮できなかった・・・という馬もいるかも知れません!
こういうのが血統の面白さでもありますよね。

オリエンタルアートは愛知杯で狙っていた記憶があります(^^)
競走馬としても優秀だったと思いますが、お母さんでこんなに凄いとは、そしてその馬をお持ちだった、素晴らしいです!

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ホロトグランプリ

GⅠに出資馬も末裔も持っていないオジサンが来ました。
血統は奥深いですね。

でも、重賞で活躍する馬は血統的にも必然性がありますね。
出資馬ガーランドシチーから、根岸S勝馬のハッピィーギネス。個人オーナー馬。
出資馬マイネセラヴィから、意地で出資した京成杯勝馬マイネルビンテージ。
出資馬サマーエタニティから、マルゼンスキーが入っている血に魅力を感じたスプリングS勝馬ウインブライト。
その逆に5勝して軽快なスピードがいながら、産駒は一勝止まりのタイキジュリエット。

繁殖は本当に難しい。

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タケポン

繁殖牝馬の競争成績からは想定外な馬が誕生する事はよくありますよね。
活躍馬の母をみてると近親には活躍しているので、遺伝子は持っていたんでしょうね。きっと

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さんぜす(管理人)

>タケポン さん

繁殖牝馬は奥が深くて面白いですよね。
今は、生産や育成などいろいろな技術が上がっていて、昔に比べてお母さんの競走能力がそのまま伝わる、出せるような馬が何となく多い気がします(^_^;)。

奥が深くて面白い!はまってしまいます(^^)

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さんぜす(管理人)

>ホロトグランプリ さん

血統は奥深いですよね~、だからサラブレッドは難しいのですよね。
ガーランドシチーをお持ちだったのですか!

私もサマーエタニティは持ってましたが、ウインブライトも含めて凄いですよね~。
1頭くらい・・・で2歳を持ってますけど、北海道から出られません(ノД`)

繁殖は難しいです(^^)

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