キャロットの会報に「ピンクブーケ事案」が掲載される

2015年4月のキャロット会報に「ピンクブーケ事案」が掲載されています。

ピンクブーケの問題については、このブログっぽいのでも過去にふれています。
>>ピンクブーケ、禁止薬物の検出で失格
>>ピンクブーケ、700万円賠償の救済

会報で2ページを割いて記事が掲載されています。

JRAの審判部長からの説明文面が中心となっています。
抜粋すると、下記かな。

・ご迷惑をおかけしてしまった。
・問題のサプリメントは海外(アメリカ)で製造されている。
・ロット番号を変更すべきところを同一ロット番号となっていたことが原因である。
・会社(販売窓口?)の対応やその関係者には何の過失もない。
・会員含むキャロット関係者や小西一男厩舎関係者も被害者である。
・アメリカの製造会社も原材料をニュージーランドから輸入しており原因が不明とのこと。
・金銭的な補償は販売窓口であるJRAファシリティーズが行う。
・製造元がしっかりとロットの管理を行っていれば防げた。
・再発防止を徹底する。
・万が一同様の事案が発生したら、主催者として合理的な対応ができるかを今後の課題とする。

いろいろと思う所はありますが、何ともまあ・・・ゴニョーゴニョという感想。

しかし、一番知りたかったことも書かれていました。
収得賞金の件です。未勝利なのか500万下なのか・・・、大きな違いがあります。

キャロットも賞金の補償だけではなく、「収得賞金面での救済」をJRAに申し入れていたとのこと。
しかし、JRAは収得賞金を発生させることは難しい、との回答だったようです。
「主催者として合理的な対応ができるか」が課題とのことですが、今回から柔軟な対応をしてくれよ、と正直思います。
収得賞金を増やすのはそんなに難しいのでしょうか・・・、素人考えなのかも知れませんが。

シルクの会報でもローブティサージュのゲート事案がふれられていましたが、今回のようにクラブの見解を含め全会員に発せられる事は良いことですね。
不確定要素が多かったので、このタイミングでの報告になったとの事ですが、文章もしっかりしているし、クラブとして非常に好感が持てましたよ。
世の中?適当な1口クラブもありますからね。

とはいえ、ピンクブーケの置かれている状況は変わりません。
出資馬ではないですけど、勝ってくれる事を祈りつつ、応援したい気持ちでいっぱいです。

2 COMMENTS

ヤマ

いつも楽しく拝見してます!知り合いが権利を一口持っているので、気になっていました。何もなければクラシックに乗っていたかも分かりませんから、なんとも不憫です。。

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さんぜす(管理人)

>ヤマさん
コメントありがとうございます!
賞金は補償されますけど、まだ未勝利ですからね・・・。
そうですよね、この件がなければ、たらればですけど、骨折もなかったかも知れませんし、クラシック候補だったかもしれませんよね。
本当にピンクブーケは活躍してほしいです。

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