馬主が詐欺容疑で東京地検に書類送検 個人間での競走馬共有での問題

6月6日の読売新聞紙上で衝撃なニュースが掲載されてました。
馬主が詐欺容疑!?

記事はじきに削除されるかもしれませんが、YahooのURLは以下です。

GI制覇騎手の父親、競走馬の共同購入費を水増しして詐取「息子を騎乗させると言われた」
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb7bf8809f13040cf01fe255ab1fad678a63f1a7

実名も報道(紙面では実名)されていますが、詐欺容疑で書類送検となったのは、大野拓弥騎手の父親である大野裕さん。
2名の方が被害にあわれたとのこと。

事件の詳細については、これからと思うので、述べることはできない。
現時点では示談はできなく、東京地検に書類送検された、ということですし。

しかしながら、競走馬の個人間での共有は注意しなくてはいけない点が多いということで記事にしてみます。

本件の問題点

上記の記事から引用。

捜査関係者によると、男は2019年6月~20年9月頃、北海道の牧場から競走馬2頭を購入した際、共同購入した東京都と愛知県の40歳代の会社経営男性2人に対し、負担分として計約140万円を水増しした価格を伝え、水増し分を含む計約600万円をだまし取った疑い。

2名の会社経営男性ということですが、私は大野さんも2名の方もTwitterでは相互フォローさせて頂いています。
パンプキンズの馬主でもある山中さんはヘースブックでいつもイイネをして頂いています。
もう1名の方も私がロードのパラダイスリッジの仔にASKAファンですからパラダイスギンガと付けたいとツイートしたら、つけたいと仰って実際につけて頂きました。

容疑者である大野さんもいつもSNSやギャロップを見て、息子さん想いの良い馬主さんだなーとみていました。

それだけに、今回の件はいろいろな意味でショックが大きいかも。

最初に結論を言うと、

競走馬の共有は本当に難しい、SNSやブログ等で知り合った方との共有は危険

でしょうか。

まず、問題となっている点を整理してみます。

オーナーズや一口馬主等では経費やらが上乗せされて募集されます。
納得してその価格で共有・出資している訳ですから、大きな問題にはなりませんよね。
ピンフッカーや馬喰さん等もいる訳ですから。

今回の件で言うと、

競走馬の購入価格を偽って共有した

ということですよね。

例えば競走馬の仕入れ価格が500万円だとすると、

1 500万円で購入し、500万円で共有
2 500万円で購入し、経費分等をのせて600万円で共有

だったら問題はないでしょうが、

3 500万円で購入したが、600万円で購入したとして共有

ということですよね。
だから問題になる。

そもそも競走馬を共有すること自体が難しいことなんですよね。
うまくいっているケースももちろん多いでしょうが、トラブルも結構よく聞きます。

競走馬なんて当歳・1歳で購入してから引退するまで数年かかります。
最初から最後まで同じ情熱で関われますか。
共有した馬が走らなくても同じ情熱で関われますか。
仕事や家庭・金銭面での環境が変わっても同じ情熱で関われますか。

競走馬の個人間での共有は付き合いが長かったり、信頼がおける人だったりとすべきということでしょうね。
SNSやちょっとの付き合いでの個人間共有はトラブルに発展する可能性が大いにあるということ。
良い人だと思っていた・・・では遅いのです。

でもしっかり管理していければ、ですね!
その仕組みをしっかり作って、私はやりますよ!!!(地方馬主でだけど、ウフフ)

もっといろいろ書いていたけど、途中で消えてしまった・・・。
繋がってない文章かもですが、一旦アップしておきます。
あとで続報が分かり次第、別記事にでもして書いてみまーす。

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