ビッグレッドファームG 「クラブのこれからを語る」が最終回

すっかり忘れていましたが、ようやく今月のビッグレッドファームグループの会報での親子鼎談が最終回を迎えました。
最終回は興味深い話がありましたので、適当な感想を含めまとめておきます。
関係ないけど、ブルースターズファームの説明って今までどこかにありましたっけ。

更に!
本日、ビッグレッドファームの「ビッグレッド」はセクレタリアトから付けたと初めて知りました。
マンノウォーからだとばっかり・・・どっちでもいいけど。
ゲストハウスにマンノウォーの絵とかあったような。

3回(3ヶ月)に渡って連載された「親子鼎談 クラブのこれからを語る」が感動の最終回。
涙なくては読めませんでした・・・これから初めて読みます。
要するにビッグレッド・ラフィアン・ウインの代表親子3人が語る鼎談です。
鼎談とは「三人が向かい合いで話をすること」と調べると出てきますが、写真を見ると向かい合ってはいないようです。

過去の2回はもう忘れましたけど、3回目・・・最終回の今回は盛りだくさんの内容でした。
この鼎談自体は1月に行われたみたいですけどね。

■主戦騎手について
・信頼関係を結べる対象は変わって来る。
・例えば川田騎手が今のビッグレッドの成績で信頼関係を結ぼうとしても冗談じゃない、と言われる。
・でも、毎年クラシックを勝てるようになれば川田騎手も「是非お願いします」となる。
・ビッグレッドが良い時も悪い時も、絶対に崩れない信頼関係でいきたいと思ったのが柴田大、丹内、松岡騎手。

■オーナーズと2クラブの体制
・販売馬の選別をこれまで以上にしっかり行っていく。
・中央、地方ともにオーナーズへも力を入れる、楽しんでいただけるように努力する。
・ラフィアン、ウインの2クラブ体制としたのは種牡馬を成功させる下地を作らないといけないため。
・繁殖牝馬200頭がいれば、買ってきた種牡馬を100頭に付けてもOK・・・という規模にしないと。
・この業界で生き残っていく上で2社体制は必要。

※今年のコスモオーナーズは秋に販売とのこと。

■2歳戦での出走
・早い時期から鍛える、丈夫な馬を作るスタイルは変わっていない。
・現3歳世代は9割以上の馬が2歳でデビューしていて、平均出走回数は4回。
・信頼関係、ビッグレッドファームGの実績があるから実現できている。
・ゲート練習は半年間かけてかなり自信がある状態で厩舎へ。
・厳しくやれる、それが強みである。

■見切りの早さ
・見切りは今後稼げる可能性があるかどうかがライン。
・様々な要素を考慮した上で検討している。
・100%正しい判断ができているとは思わないがご理解を頂きたい。
・ダート未経験などの場合、ダートを使わないで引退は理由があって決断している。
・レース結果だけではなく馬個体の問題などを含めて、育成から成長度等も考慮しており短い期間での判断ではない。
・調教師や騎手の意見も聞いている。

もっとイロイロ書いてありますが、踏み込んで気になる事が記載されているのは上記でしょうか。

以下、適当な感想。

私は主戦騎手というか、この方法自体は間違っているとは思いません。
メリットも大いにあると思います。
ただし、結果が出なければ変更していく、方法を変える・・・くらいがないとね、とは思っていますけど。
以前にも書きましたが、ツアーに行った時に他の騎手が乗ってて「大知くんが乗ってればなー」とボソッと本当に話していましたから。
信頼関係なのでしょうか。

種牡馬を当てる必要があるのは分かりますけし、数年以内に必ず種牡馬を当てる!と昨年のパーティーでも言ってましたので、早く!という感じですね。
会員はもう、うん十年以上待っています、種牡馬が当たるのを。
種牡馬はいいけど、古くからのラフィアン会員ですから、自家繁殖牝馬からの生産では魅力が半減です。
やはり外から買ってきて、え?こんな血統を?という感じで鍛えてレースで勝たせる、これがこのグループのミリョクだと思うし、トウホクビジンですよね。

2歳戦からの走りは素晴らしいの一言。
ゲートは本当に苦労する馬は少ないですね。
そしてタフな馬も多い。
ノーザンファームは順調でもなかなか使わない事が多いですけど、ドンドン使って行くのはビッグレッドのミリョクでありセクシーボーイです。
今は社台グループも早いので、かなり目立たなくなっていますが、今後も2歳戦は楽しませて欲しいところです。
できれば古馬になってからも楽しみたい。
出資馬だと今年はいきなり来週ヴィオトポスがデビュー予定。
これこそがラフィアン。

見切りの早さは・・・言っている事は分かります。
それでも、もう少し何とかやれるだろう、という気もするの当然の感想。
そのようなクラブだと認識すればいいのだけど、損得だけが楽しみではない会員も多いハズです。
いろいろと試して欲しいですけどね。
だって、選んだのは誰ですか?生産したのは誰ですか?という話でもありますから。

最後に、昨年もあったかもですが、会報にブルースターズファームのスタッフ2名が掲載されていました。
ブルースターズファームの説明って今までありましたっけ・・・ワスレタ。
ブルーインベスターズの募集馬を管理したり、筒香選手の年俸が3億円なのかを検証する牧場ではないと思います。

どんどん牧場も拡張しているようですし、ツアーが楽しみです。
宛名が手書きのツアー申込案内が本日来ました。
電話でわざわざツアーにお申込ありがとうございます、とあったし、真心いっぱいですね。

2 COMMENTS

ホロトグランプリ

若社長のコメントに700haの規模に拡大できたとありましたが゜、サラブレッド銀座のとある牧場を買う予定であったところ、契約完了とほぼ同時に隣接する競優牧場が破産宣告となり、そちらの土地も購入しています。多分そちら二つの牧場を一つにしてブルーファームになるのでは。その辺りの推測が当りかどうかは現地取材をお願いします。なお、真歌の伊藤牧場も買ったようですよ。

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さんぜす(管理人)

>ホロトグランプリ さん

貴重な情報をありがとうございます!
いきなりブルースターズファームと出てきて、説明あったかなと思いまして(^_^;)。
はい、ツアーで聞いてこようと思います。
さすがに、何らかの話もあるとは思います~。
グループ全体で凄い牧場になってきましたね。

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